Appleが春節(2月の中国の正月)に合わせて、iPhone XSで撮影された映像作品を公開する可能性が浮上しました。ティーザー画像が出回っています。
有名監督がiPhoneだけで映像を制作
中国のソーシャルネットワークQQ.comに、Appleの春節に向けた映像作品の広告とみられるものの断片が投稿されました。映像は、「Shot-on-iPhone XS」シリーズの一環で、iPhone XSのカメラだけで全編が撮影されているようです。
China IT Newsによれば、映像作品は1月25日に公開されるとのことです。監督を担当するのは、2006年のヴェネツィア国際映画祭で「長江哀歌(ちょうこうエレジー)」という作品で金獅子賞を受賞したことで知られるジャ・ジャンクー氏であることがわかっています。
ジャ・ジャンクー監督は、中国の繁栄の間に垣間見られる本当の中国というものに焦点を当てているといわれています。現在38歳のジャンクー監督は、毛沢東思想から資本主義へと移っていく中国をずっと見てきました。
昨年もiPhoneのみで撮影された作品を公開
Appleは、昨年もiPhoneのみで撮影された「Three Minutes(三分間)」という映像作品を公開しています。ピーター・チャン監督の作品は、正月に再会する家族を題材にしたもので、3分間しか会う時間が与えられていない親子を中心にストーリーが展開します。