【CES 2019】自宅尿検査から妊娠モニタまで?健康関連技術が多数登場

IT狐 596 ビュー | 2019/01/13

【CES 2019】自宅尿検査から妊娠モニタまで?健康関連技術が多数登場

Apple Watchの心拍数測定機能や転倒検出機能、心電図機能が評価されていることからもわかるように、個人が自分の健康状態をチェックするためのツールやアプリの人気は非常に高まっています。

CESでも年々スマートフォンアプリと組み合わせて健康チェックができるツールの出展が増えており、今年も多数の面白い製品が展示されていました。

胎児の心拍数や「蹴り」を探知する腹帯

胎児の心拍数や「蹴り」を探知する腹帯

ベビーモニター「Miku」呼吸や体温を測定。赤ちゃんを寝付かせる音楽も流せる

CESでは2016年から「BabyTech Summit」として、育児に関連する最新技術を取り上げたコンフェレンスが開かれるとともに、会場には関連製品が出展されています。

ベビー製品の出展が始まった当初は教育関連が目立ちましたが、今年は眠っている赤ちゃんの心拍数や呼吸などが測定可能なベビーモニターから始まって、おむつに取り付けて臭いをセンサーで感知すると通知するおむつセンサー、妊婦が着用することで胎児の心拍数、おなかを蹴った回数や強さ、陣痛などを測定可能な妊婦用バンドなど、ユニークな製品が注目を集めていました。
胎児の心拍数や「蹴り」を探知する腹帯

自宅で尿検査もできる時代に

イギリスのTestcardは、妊娠、尿路感染症、尿糖値をスマートフォンと専用のカードで簡単に測定できる技術を披露していました。

一般に尿検査というと医療機関で受ける必要がありますが、Testcardのシステムを使えば自宅で簡単に検査が行えます。

1枚4ドルのテスト用のカード(自宅に郵送してくれる)を尿に浸し、それをスマホのアプリでスキャンすれば、その場で結果がわかるのです。現在アプリはiOS用のみですが、Android用も開発中とのことです。

Testcardは4月からイギリスで、7月からアメリカで利用可能になる見通しです。同社は現在、前立腺がんの検出に役立つ前立腺特異抗原(PSA)、淋病などの性感染症(STI)も検査できるよう、開発を進めています。

(lunatic)

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記事転載:https://iphone-mania.jp/