AppleがMacのチップを内製化した場合、Intelはどれくらい収益を失うのか?

IT狐 400 ビュー | 2018/12/22

AppleがMacのチップを内製化した場合、Intelはどれくらい収益を失うのか?

Appleは、早ければ2020年にもARMベースのチップをMacにも採用し始めるといわれていますが、その際Intelにとって大きなダメージとなるのでしょうか?MITのエンジニアとThe Wall Street JournalのアナリストからなるTrefis Teamは、Intelがどれくらいの収益を失うのか試算しました。

最初のARMベースのMacが登場するのは2020年か2021年

Appleが最初のARMベースのMacを発売するのは2020年か2021年だと予測されています。今年5月末には、台湾のPegatronがARMチップ搭載の新型MacBookの生産を受注したとの報道もありました。

現在MacにはIntel製チップが使用されていますが、Appleのチップの内製化が与えるIntelの売上高と利益への影響は限られるといわれています。

失われるのはわずか収益の5%

Appleは2018年、1,820万台のMacを販売しました。Mac1台あたりのチップの平均価格が180ドル(約20,000円)だと仮定すると、Intelは33億ドル(約3,671億円)、もしくはおおよそ5%の収益を失うことになります。

5%という数字は、Intelにとってリスクが大きくないことを意味します。加えて、PC市場自体が縮小しているため、Macがもたらす影響はより小さくなる可能性があります。

Intelにとって今最も大きな問題は、ライバル社AMDの躍進により市場シェアが失われていることです。特にデータセンター市場での心配が大きいとされています。

Source:Forbes
Photo:Gizchina
(lexi)

記事:itfox.jp