今月13日午前2時(日本時間)のスペシャルイベントを前に、リークと称する画像も登場しているApple Watch Series 4(仮)。予想される本体サイズ2種類のうち、大型の42mmモデルでは表示解像度が384×480ピクセルに拡大する、という分析が報じられています。
これはiOS開発者のGuilherme Rambo氏が、最新のwatchOS 5ベータ内から情報を引き出したというもの。自称リーク画像でも表示面積の広さと画面密度の高さが伺えましたが、実際にSeries 4はSeries 3までよりも大幅に高解像度化しているのかもしれません。
Apple Watch Series 4 will have a screen resolution of 384×480 pic.twitter.com/qqZQK5HYbr
— Guilherme Rambo (@_inside) 2018年9月5日
新Apple Watchは、早い時期からディスプレイの大きさが15%アップするとの噂が報じられていました。
この観測が当たっているとして、ベゼルを狭くして画面の面積を広くするのか、単純に本体サイズが大きくなるのか不明でしたが、先日の自称リーク画像では「本体サイズはそのままにベゼルを狭くした分だけ画面を広くする」というアプローチが見て取れました。
さらにGuilherme氏がwatchOS 5ベータからもたらした新情報によると、画面解像度は384×480ピクセルと予想されるとのこと。前世代のSeries 3が312×390であり、iPhoneやiPadで見られるように「画面を広くするとともに解像度もアップ」した新設計となっているようです。
Guilherme氏は最新のXcode(アップル製品のアプリ開発ツール)ベータ版でApple Watchシミュレータを使用し、現行のSeries 3とSeries 4との画面の見え方を可視化しています。計算機アプリPCalcではボタンのサイズが固定されているために余白が大きくなっており、解像度の増加がわかりやすく確認できます。
なお、開発者側がこれを修正するのは難しいことではなく、iPhone X(ノッチへの対応が必要だった)と同様に、アップルはイベント直後に修正ツールを配布すると予測されています。
また新Apple Watch向けには、エッジトゥエッジな大画面用に特別設計された新たなウォッチフェイスも合わせてリリースされる見込みとのこと。
タイトルのように、時刻や日付、音楽やアクティビティなど情報量が盛りすぎな感もあった自称リーク画像ですが、「画面はハメ込み合成です」ではなく、本当にあの情報密度を手首に巻ける日も近いのかもしれません。