32時間に及ぶ大手術を終えた医師たちは・・・
2014年6月24日、中国の新聞・人民日報の電子版に掲載され話題となった写真は、手術用の白衣を着たまま床で寝ている医師たちの写真でした。
まさか医者がSNSで話題になろうとバカッター行為をしている!?
いえいえ、彼らは手術室で悪ふざけして写真を撮っているわけではありません。
中国・福建省にある福建医科大学付属協和医院で行われた32時間に及ぶ大手術を終えたばかりの姿なのです。
この大手術は頭部に動脈瘤や複数の脳腫瘍などを持つ患者を救うため、午前9時から翌日の午後5時まで行われました。
陳建屏医師、陳靖医師、陳松医師の3人の外科医で6つの異なる手術を行ったそうです。
3人の外科医の他にも、6人の麻酔科医と8人の看護師たちが手術に関わり、費やされたパッドは330枚だといます。
外科医だけでなく他のスタッフもこの通り倒れ込んでしまっています。
今回の大手術は福建医科大学付属協和医院の最長手術記録を更新したとのこと。
手術をした3人の外科医の一人はこう話しています。
「患者は15分以上心肺停止の状態だったが、手術により助かった。このたくさんの汗も無駄ではなかった」
手術は大成功で、患者の方が助かったのだから32時間に及ぶ大手術をした甲斐もあったというもの!
この写真に中国版ツイッター・微博では次のようにたくさんの賞賛の声が多数寄せらたそうです。
「尊敬する」
「白衣の戦士、よくやった!」
「医師たちに『いいね!』を1万個」
「外科医は本当に大変だ」
ゆっくり休んで欲しい!
ネットの反応
・なんてスーパーヒーローなやつらだ!
・待っている家族側も想像がつかないよ
・医療関係者は本当にハードに仕事をしているよね
・身体への激しい負担はもちろん、精神的な負担も大きいだろうな・・・
これだけの長時間労働は肉体的にも精神的にも疲労は計り知れません
ゆっくり休んで欲しいと思います!