新型iPhoneの名称は「iPhone Xs」、大型モデルは「Plus」が付かない可能性が浮上

IT狐 677 ビュー | 2018/08/28
新型iPhoneの名称は「iPhone Xs」、大型モデルは「Plus」が付かない可能性が浮上

Varna, Bulgaria – December, 04, 2016: Studio shot of a black Iphone 7 plus, with Dual 12 MP Camera, quad-core 2,23 GHz and 1080 x 1920 pixels Display Resolution

この9月に開催と見られるスペシャルイベントにて、いよいよお披露目されると噂される2018年の新型iPhone。その性能の詳細や命名などの最新予測が報じられています。

まず2018年のiPhoneは、前世代のiPhone Xと基本設計は同じままに内部構造を洗練し、新機能を追加した「Sの年」と位置づけられるとのこと。

そして、諸説が入り乱れている新iPhoneの名前。5.8インチOLEDモデルは「iPhone Xs」が有力な一方で、6.5インチOLEDモデルには「Plus」を付けるかどうか検討中で、最終的な名前は異なる可能性があるとされています。

米Bloombergは来月に登場が予測されるアップル新製品、主に3タイプと噂される新iPhoneに焦点を当てた記事を報じています。

最も気になる新iPhoneの名前については、アップルの中でも「命名の謎」を引き起こしているとかと。OLEDモデル2つは「iPhone Xs」を検討しているものの、名前は何度も変えられており、最終的な着地点は不明とされています。

大型モデルにつけられる「Plus」も、2014年発売の「iPhone 6 Plus」から3世代にわたって使われており、「慎重に検討されている」とのこと。やはり正式名称は、スペシャルイベントでの発表を待つ必要があるようです。

そして新iPhone、3モデルの各スペック情報。まずPhone Xの後継機に当たる5.8インチOLEDモデルの「主な変更」は処理スピードとカメラの改善とのこと。iPhone 5に対するiPhone 5s、iPhone 6に対するiPhone 6sのように見かけは変わらず、中味がパワーアップしているというわけです。

次に6.5インチOLEDモデルはハイエンドと位置づけられ、ステンレススチールのフレームに背面ガラス、デュアルカメラでiPadのようなランドスケープ(横置き)モードを備えているとか。仮に「D33」(以前もコードネームとして報じられた)と呼ばれている本製品はソフト的にも差別化され、メールやカレンダーといったアプリを並べて表示する機能があるとされています。

最後に低価格の6.1インチLCDモデルは、ステンレススチールの代わりにアルミフレーム、複数のカラーバリエーションがあり。ただし情報筋によると、アルミフレームは背面ガラス(ボディカラーとなる)と同じ色にはされないとのこと。着色の手間を省いてコストを抑える狙いかもしれません。

これら3モデルともFace IDを備えるとの観測は、従来どおり。デュアルSIMスロットに関しては、2つの大型モデル(6.1インチと6.5インチ)で「少なくとも一部の地域では」計画されているそうです。以前Bloombergは6.5インチのデュアルSIM対応を予想していましたが、6.1インチにも拡げたようです。

いよいよ新iPhone3タイプの具体像がくっきりと浮かび上がってきた中で、いまだに不確定のベールに包まれている正式名称。その理由が「ギリギリまで検討を続けているため」とすれば、製品イメージを大切にするアップルらしいと言えそうです。

,

記事転載:https://japanese.engadget.com